射手座の男/赤いマスタング

18禁のBL小説です。音大のバイオリン専攻大学院生×ピアノ科学生の恋愛と、ニューヨークに住む30代日本人男性二人の恋愛の2本を載せています。※移転しました。移転先はプロフィールの下に。

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赤いマスタング 1-10 【危険】

「滝田さん、なにピクピク動いてるんすか?」
 若い佐藤が近寄ってきた。塾に着いてからも体のあちこちに寺本の唇が感じられ、何も触れていないのに、こそばゆい感じがするのだ。意味も無くピクピクと体が動き、生徒からも何度も妙な顔をされてしまった。
「いや、あの、なんか、ちょっとね。アレルギーかな? あちこちが痒くて」
「やだなあ。ダニかなんかじゃないっすか?」
「ええ? そうなの?」
 まさか。もしかしたら寺本ではなくダニのせいか。しかし滝田の部屋ならまだしも、寺本の家に限ってダニなどいるはずがない。
「ぼくもあちこち痒くてですね、ジェット噴射でダニ退治するやつがあるでしょ? あれをやったらすっかりよくなりました。ブランド名、教えましょうか?」
 これはすぐにでもやらなくては。
「教えて。どこで買えるの?」

 塾からアパートに戻り二階への階段を上ると、ドアの向こうで電話が鳴っていた。慌てて鍵を開け中に入ると、既に留守電が作動していた。
『もしもし、僕ですけど、まだ帰ってないのかな。携帯、いや、えっと、どうしようかな…』
 寺本の声を聞くだけで胸が高鳴る。寺本の「どうしよう」は「どしよう」に聞こえる。すぐにでも受話器を取ればいいのだが、何となく今までのように無邪気には出られなかった。
 ドアの開いた寝室に入り、少し緊張して、まずひとつ咳払いをした。それからゆっくりと枕元の受話器を取った。
「…もしもし?」
「あ、やあ」
 少し照れた寺本の声だ。
 二人はしばらく黙った。寺本の息遣いが聞こえるような気がした。滝田は口元が緩むのを抑えられなかった。
「どう? 体の具合は」
「え?」
「あの、その……まだ痛い?」
「あ、いいえ、もう大丈夫…」
 少し無理して嘘を吐いた。
「そうか、よかった」
 そしてまたしばらく二人は黙った。
「…今日ね、教会でオルガンを弾いてきたんだ。世の中の人はお休みなのに、僕たちはお仕事だね」
「そうですね」
「あの」
「え?」
「クリスマス・プレゼント、ありがとう。嬉しかったよ。僕も何かあげなきゃ」
 滝田は気の利いた返事ができず、ただ頬を紅潮させた。鼓動が激しくなった。
「あの、明後日、行っていいですか? 今日と明日は遅番で行けないから」
「君、疲れてるでしょ? 僕が行こうか?」
 寺本の唇が首筋に触れたような気がして、体中がこそばゆくなってきた。
「あ、そうだ。寺本さん」
「なあに?」
「体、痒くないですか?」
「え?」
「いや、痒くないならいいけど…」
「別に痒くないけど、何?」
「…いや、いいです」
 やはりダニではなかったようだ。やはりあの寺本の家にダニなどいるはずない。いずれにしても、滝田の部屋は、ダニ退治をするまでは寺本を呼ばない方がいいようだ。あの汚い佐藤のアパートにダニが現れたのだ。更に汚い滝田の所にもいる可能性はかなり高い。冬にダニとは信じがたいが、この部屋ならばあり得ないこともない。
「やっぱり僕が行きます。イブだもの、一人じゃ嫌ですよ」
 クリスマス・イブを恋人と過ごしたいなんて、まるで十代か二十代に戻ったようである。そんな情熱はすっかり忘れていた。
「それじゃ、七面鳥でも焼こうかな」
「え、そんなの大変でしょ」
「簡単だよ。ラベルに書いてある通りにオーブンに入れて焼くだけだ。チェリーパイも焼こう。出来合いのパイ生地に缶詰を入れるだけだよ。簡単なんだ」
 しばらくおしゃべりをして電話を切った後、すぐに留守電の再生ボタンを押した。
『もしもし、僕ですけど、まだ帰ってないのかな。携帯、いや、えっと、どうしようかな…』
 胸が締め付けられた。
「どしよう、どしよう、かな、ど、しよう」
 一人でつぶやいてみる。リピートボタンを押した。
『もしもし、僕ですけど、まだ帰ってないのかな。携帯、いや、えっと、どうしようかな…』
 靴を履いたまま、滝田は何度も何度もリピートボタンを押した。



「いらっしゃい。メリークリスマス」
 滝田がマスタングを降りると、寺本がすぐにドアを開けて出てきた。シャンパンを寺本に手渡しながら滝田が言った。
「メリークリスマス。うちは真言宗だけど」
「うちも何かの葬式仏教だ。七面鳥、焼けてるよ。今スライスするね。グレービーも自分で作ったんだ。きっと食べ切らないから、明日の朝はターキー・サラダ。昼用にコールド・ターキー・サンドイッチのお弁当作るから持っていってね」
 ダイニングテーブルは既に料理が並んでいた。滝田は手を洗うとすぐに食卓に着いた。授業が終わった後は本当に腹が減る。
 シャンパンで乾杯した後、飢えた子供のように食が進んだ。
「美味しいですね、このターキー。焼き方が上手なんですね。グレービーも缶詰のよりずっと美味しい」
「食べ終わったら」
「はい?」
「……一緒に、シャワー浴びる?」
 一緒にシャワー。それでは体が丸見えになってしまうではないか。前も丸見えだ。それは非常に、非常に困る。
 何も答えられず、滝田は下を向いた。
「もっと食べてね。ポテトサラダもね」
 寺本が優しく微笑んで下を向いた。

 デザートのチェリーパイを食べ終えた二人は、別々にシャワーを浴びた。滝田はいつもより念入りに股間と肛門を洗っている自分に気が付き、誰も見ていないのに、恥ずかしさで下を向いてしまった。恋人の家に泊まる時の女の子は、きっとこんな感じなのかもしれない。
 滝田がシャワーから出ると、先にシャワーを終えた寺本はベッドで雑誌を読んでいた。腰にタオルを巻いたまま、滝田はシーツに潜り込んだ。
 寺本が雑誌を枕元に置いて寝返りを打つと、掛けていたシーツがずれて滝田の腰が覗いた。滝田は慌ててシーツを引っ張り、それを隠した。
「やっぱり…恥ずかしい?」
 もちろん恥ずかしいが、今更恥ずかしいというのもおかしな気がした。今までだって、付き合っている女の子に見せるのも、恥ずかしいといえば恥ずかしかった。考えてみれば、滅多に見せることはなかったような気がする。たいてい部屋は真っ暗だった。でもカーテンのない寺本の家では部屋が真っ暗になることはない。寺本の顔も、体も、はっきりと見える。滝田も、見られている。
「ここはやっぱり、ちょっと……」
「でもここが触れ合わないと…」
 寺本が悲しそうな顔をした。滝田はどうしたらいいか解らなくなった。
 それから寺本が言った。
「じゃあ……目をつぶるよ。それでいいでしょ?」
「………」
「愛したいんだ、君を、全部」
 ドキッとした。
「君のこと、気持ち良くしてあげたいんだ。初めて見た時から、触れたいって思ってた」
 初めて会った時、ではなくて、初めて見た時、と寺本は言った。
「は…初めてって…これを?」
「うん」
 渡辺の結婚式の二次会だ。タコツボのトイレだ。滝田の顔から火が出た。
「僕、君の形、好きなんだ。頭の部分が大きくて、棒のところがすごく長くて、すごく反ってて。ファスナーから出てきた時、もうすごく大きくなってて、血管が浮いてて、はちきれそうで。だから、病気にでもなったらどうしようって」
 そうだ。隣に立っていた寺本に驚いてエンストしてしまったのだ。
「あそこから白いのを出すんだなって思ったら、胸が苦しくなった。何度も夢でみた。夢の中で下着を脱がせようとするんだけど、でもボールの方は見たことないから、いつもそこで夢が終わるんだ。だから、見られなくてもいいから、触りたい、ボールも」
 滝田の心臓が爆発しそうなほど大きな音で鳴り出した。シーツの下の、その血管が浮いた物は、今にもはちきれそうになっているはずだ。
「口でしたいんだ。いい? 目を閉じるから」
 懇願するような目で寺本が滝田を見た。
 こんな目をされて、断れるはずがない。少し考えてから、滝田はうなずいた。
 寺本は嬉しそうに滝田に顔を近付けてきた。この笑顔だ。これには逆らえない。キャンディバーを買ってもらった子供のようだ。寺本は目を閉じた。目の下にまつ毛の影ができた。
「もーいーかい?」
「もーいーよ」
 目を閉じた寺本が手探りで滝田の体を確かめた。唇も体中の敏感な所を探す。寺本が何も見えないのを幸いに、滝田はしっかりと目を開けて寺本の一挙一動をうかがった。
 目を閉じた寺本を見つめるのは二度目だ。前は寝顔にじっと見入った。大きな瞳が見えない分鼻の高さが目立つ。
 この前の滝田はただひたすら目を固くつぶって歯を食い縛っていた。視覚が働かない分触覚が研ぎ澄まされ、自分でも驚くほど体が反応したと思った。しかしこうしてしっかり視覚を働かせた今、実は視覚は触覚を更に刺激することが解った。
 寺本はこの前よりもゆっくりとじっくりと滝田の体に舌を這わせた。右の胸の先を舌で転がしながら、左の胸の先は指で転がした。滝田は硬直して、寺本の髪に指を絡めた。
 それから寺本は滝田の右腕を上げ、脇の下をなめ始めた。またこそばゆさに襲われた。じっとしていられない。寺本の唾液で脇の毛が濡れていくのが解った。なめられた所は、寺本の舌が離れた後もずっとチクチクしている。その舌をじっと見つめていても、もう、今どこをなめられているのか解らないくらいだ。
 そして寺本の頭は滝田の一番敏感な部分へ下りていった。
「あ」
 そこに辿り着く前に滝田は声を出した。
 この前は踏み切れなかった。でも今日は目をつぶるという条件の下に許可した場所だ。寺本の頭が激しく動いた。もはや凝視することはできない。頭の中が真っ白になった。触覚が視覚を麻痺させた。
 亮子にして貰ったことはない。でも初めてではない。ナンパした遊び慣れた女の子がしてくれたことがある。その子に自分がどれほどの反応を見せたかはもう憶えていない。何も憶えていない。亮子も憶えていない。人間は忘れるという器用なことができる。すべてを憶えていては前に進めないのだ。今感じているのは寺本だけだ。
「あっ、もう駄目だ、離れてっ」
 慌てて寺本を離すと、自分で股間を押さえベッドにうずくまった。
 …情けないほどあっという間だった。
 荒い息遣いで、大きな体を小さく丸める。シーツを汚してしまった。
「そのままでよかったのに」
 寺本はうずくまる滝田の背中を何度も優しくなでてくれた。
「……あれ、使ってくれます?」
 小さくなった滝田が言った。
「あの、別に感じてないからって訳じゃないんです。ただ男だから…」
 枕元の引き出しから黒いボトルを出した寺本が首を傾げた。
「え? 何?」
「だから、寺本さんのせいじゃなくて」
 もう一度反対側に首を傾げた。
「女の人は感じれば自分で濡れてくれるでしょ?」
「ああ、そうらしいね」
 寺本は納得したようにうなずいた。
 また不用意な発言をしてしまった。しかし寺本は怒った様子もなく、滝田の耳元で言った。
「君のさっき出たのを使えば滑るかもよ」
「シーツで全部拭いちゃった」
「それは残念」
 寺本はそう言いながらボトルの液体を手に取り、自分にたっぷりと塗り始めた。何だか自慰をしている動作のようで、見ている滝田の方が恥ずかしくなってきたが、寺本は平然としている。滝田が自慰をする時は何となく挙動不審な動きになってしまうが、寺本のそれは不思議と雄々しかった。そんなことで褒められても嬉しくはないだろうから何も言わなかったが。
 寺本は滝田の体を眺めながら自慰を続けている。目をつぶると約束したのに、結局仰向けの滝田の下半身は丸見えだ。もはや、やむを得まい。
 それからその濡れた指で滝田を穴をほぐした。滝田はまた腹が痛くなってきた。
 それから仰向けの滝田の両足首をつかんで高く上げた。
「レギュラー満タン、入ります」
 寺本がゆっくりと入ってきた。
 滝田の腹の中が満タンになった。この前よりは痛みは少ない。しかしやはり言葉にはできない感覚だ。
 今日は前を向いているので寺本の顔が見える。以前このきれいな男がどんな顔でセックスするのかと疑問に思ったことがあった。今解った。こんな顔なのだ。目を閉じて、開いて、大きく息を吸って、吐いて、体はゆっくりと揺れる。時々上を向き、時々下を向き、そして目を細めて滝田に微笑み掛ける。
 こんな寺本をどこかで見た。そうだ。結婚式だ。ピアノを弾く時と同じ表情をしている。あの時既に、滝田は寺本のこの顔を見ていたのだ。
 一度終わったはずの滝田が、寺本の上下する手の中で再び目を覚ました。しかもまたすぐにでも終わりそうである。寺本の腰はゆっくりと、ゆっくりと、リズムを刻むように動いている。胸筋が月の光に照らされた。
「……いっていい?」
 寺本がささやくようにそう言った直後、滝田の先端から飛び出した液体が寺本の頬を汚した。
「あ、ごめんなさいっ」
 慌てて上半身を起こした滝田が言った。滝田の穴から白い液体がこぼれた。その時枕元の電話が鳴った。二人は同時に電話を見た。
「………」
 時計はもう真夜中を回っている。
 人間というのは心理的に鳴っている電話を見つめる習性がある。見つめたところでどうにもならないのだが。
「こういう時、コーラーIDがついてると便利なんだけど」
 寺本がため息を吐きながら言った。コーラーIDとは、掛けてきた相手の名前と番号が出るシステムである。
 これで十回目のベルだ。切れる気配がない。こんな夜中に鳴るということは、何か緊急の用事かもしれない。
 仕方なく寺本は手を伸ばして受話器を取った。
「ハロー? あ…ああ、どうも」
 日本語になった。
「うん、久し振り。うん、寝てた」
 声が低くなった。ベッドを下りてリビングの方へ歩いて行った。終わった直後ということもあるが、受話器を持つ寺本はすっかり萎えていた。
「うん、元気にしてるよ。うん、え? 今からお正月は無理だよ。え? だから、飛行機のチケットが取れないよ。うん、うん」
 滝田は音を立てないように注意して座り直した。誰からの電話かは解らないが、いずれにしても滝田はここにいないことにした方がよさそうだ。受話器から甲高い女性の声が漏れる。一方的にしゃべっており、かなり興奮した口調だ。
「そんなことないよ。母さんの考え過ぎだよ」
(ああ、お母さんか)
 滝田は更に息を殺した。
 枕元の潤滑剤のボトルを見た。ラベルに『肛門用』と書いてある。滝田は思わず目を逸らす。それから忍び足で寝室を出て、リビングのソファに腰掛けた。
「そんなことないってば。うん、うん」
 寺本はしばらく落ち着かない様子で歩き回っていたが、長くなると踏んだのかピアノの椅子の上で胡座を掻いた。片目をつぶって左手で「ゴメン」のポーズをした。
 一人暮らしの友達がよく、恋人がいる時に親から電話が掛かってくるほど興ざめすることはないと言っていた。夢の空間に突然現実の矢が刺さったような気分だそうだ。それが例えば行為の真っ最中だったりした場合、電話を切った後はもう継続は不可能になるという。今日の二人の場合、一応行為は終了している。それだけが救いだ。
 そう言えば、滝田も日本の家族の存在はすっかり忘れていた。今までも特に用がない限り電話もメールもしなかった。時々向こうから用もなく掛かってきたこともあったが、こちらから掛けることは滅多になかった。この前のお盆休みに里帰りして以来、親とは一度も話してない。何もないと電話してくる子供と、何かあった時だけ電話してくる子供がいると聞く。滝田は後者の方かもしれない。
「うん。それは無理だよ。うん、うん。でも僕が行ってもどうにもならないし」
 もうかれこれ二十分は話している。寺本は目を閉じて左手で眉間を押さえている。もう発する言葉は「うん」だけだ。電話を切ろうにも、切る隙を与えないほど相手は叫び続けているようだ。
 しびれを切らしたのか、ついに寺本は叫びを遮った。
「悪いけど、もう寝てもいいかなぁ」
 甲高い声が更にヒステリックになったのが解った。
「ごめん、こっちは今夜中なんだ。うん、うん、解った。兄さんとよく話し合ってね。それじゃ」
 電話を切ると、肩で大きく息をした。
「ごめんね。母親から」
 滝田はうなずいた。
「母と義理の姉がうまくいってないらしくてね。…面白くないね、こんな話」
「そんなことないですよ。ボクの実家だって他人事じゃないから。うちは、うまく行ってるかどうか知らないけど。で、大丈夫?」
「ただ愚痴りたかっただけさ」
「お正月に帰れって?」
「うん。帰って来て一緒に話し合えって。僕が話し合っても仕方ないのにね」
 滝田にもそろそろ「正月帰れ」の電話が来るはずだ。
「兄家族が出て行きたいって言ってるそうなんだよ」
 滝田は眉を潜めた。そこまで深刻な事態になっているのか。
「夫婦仲はいいんだし、出て行けばいいだけの話なんだけどね。別に無理して同居する必要なんてないんだし。はあ…」
 また大きくため息を吐いた。
 滝田の実家の二世帯住宅はうまくいっているのだろうか。久し振りに兄家族の顔を思い浮かべた。そろそろ姪の誕生日だ。何かプレゼントを買おう。
「ふう……」
 寺本はピアノの椅子の上でもう一度深く息を吐いた。ぐったりと肩を落として下を向いている。まだ現実から夢に戻れないでいるようだ。
「お兄さんのこと…心配ですよね」
 初恋の兄。複雑な気持ちだ。
「そうじゃなくてね、これから母の電話攻撃が恐いなと思って。あの調子でまくし立てられたら……。君といる週末は避けて欲しいなあ」
 滝田の顔が笑顔になった。寺本は兄の事よりも自分との関係の事を考えてくれている。
 実家、親、嫁姑。これほど興ざめする現実はない。恋をしているときはなおさらである。
「早くコーラーIDを入れなきゃね」
「入れてどうするの?」
「君といる時は出なくてもいい電話は出ない。留守電にしておく」
「いいの?」
「いいさ。後でかけ直せばいい。電話してる間、ずっといい匂いがしてた」
 頬についた白い液体を手でなで、ぺろりと舌でなめ上げた。

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テーマ:自作BL小説 - ジャンル:小説・文学

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